福知山線脱線事故から5年

今日で

JR福知山線脱線事故から5年経ちました。

午後になって、大阪まで行くため、地元の伊丹から快速電車に乗車。

そして、今年も事故現場を通過する前に、
車内アナウンスで
『福知山線脱線事故から5年が経ちました。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、
お怪我をされた方の一日も早い回復をお祈りします。
私達はこの事故を忘れる事なく、安全運行を努めて参ります。』と。

その現場には、
献花台に花を供える人々のほか
中継車、カメラなど多くの報道陣が詰めかけていました。

市内では追悼慰霊式も行われ、
また、事故が起きた時刻（9時18分ごろ）とほぼ同じく現場を通過する快速電車が
通過する際に、速度を落としながら、警笛を長く鳴らしていたということです。

すごく身近に起きてしまった大惨事。
毎年思うのは、もし自分が乗っていたら・・・って感じます。

身内を亡くされた遺族の皆さん、怪我をされた皆さんは勿論、
怪我をされなくても、心の病に悩まされている当時の乗客の方々にとっては
事故の記憶は残り、辛いことを消せるってことは容易ではないはずです。

JR西日本と遺族・被害者との闘いは、まだまだ続きます。
何とか、いい方向に向かってほしいと思います。
僕も沿線に住んでますし、利用しているので・・・。

それから
順次ですが、福知山線のほか京都線・神戸線でも走っている321系と207系の車内シートについて
現在の青から緑に変更していくということ。
事故を起こしたのは207系車両で、
負傷者から「事故当時を思い出すので、つらい」との声を受けたもので、１３年６月までに取り換えるということ。
車両の外観自体も被害者からの要望で既に青と水色のラインから紺色とオレンジ色に変更して走っています。

事故が起きてからというわけではないけど、
「人身事故」「線路への立ち入り」「遮断棒破損」など
頻繁に電車の遅れが生じている。今日みたいな日でも遅れがありました。
事故以来、何かと安全を重視にするのはいいけど、運転見合わせとかには過剰になりすぎるというのも気になる。
阪急とか阪神は、そんなことないのにJRばかりが何故って感じ。。

まぁとにかく安全重視を怠ってほしくないのは、我々の望むところです。