近畿直撃

台風23号は大型で近畿から関東までの広い範囲で暴風域圏内となった。近畿にも台風は直撃し近年にない被害が広がっている。今回は風と雨ともに警戒が必要だったが想像以上である。昼間から強い雨と風、まして夕方になると稲光と雷鳴。
近畿各地では被害が増大。交通機関も大幅に乱れていた。JRでは西明石−須磨が豪雨により運転見合わせ。よって新快速は西行きは大阪止まり。快速・普通も須磨止まり。豪雨により尼崎−塚本間の神崎川が増水し一時運行ストップすることも。福知山線新三田−福知山が見合わせ。今入った情報(23時3分現在)によると、尼崎−西ノ宮間も見合わせ。
山陽電車もストップしている区間がありJRからの振りかえ輸送ができず、神戸電鉄が全線で、南海も関空連絡橋がストップ、近鉄も一時特急運休、阪急神戸線も御影−岡本で見合わせ、など在阪私鉄も影響が出ている。
高速道路も中国道の宝塚−佐用など各地で通行止め。祖父母が住む播磨北西部でも国道29号線が家の近くで通行止め。家に電話したけど通じない。同じ町で消防団員1人が撤去作業中に倒木に当たり犠牲になっている。洲本など淡路島でも大きな被害が。加古川も氾濫している。大阪と兵庫を流れる猪名川も危険水位超える恐れも出ている。
依然として、雨はおさまったものの強い風は相変わらず吹いている。突風のような猛烈な風が吹き荒れている。しばらくこの状態は続くだろうと思う。