ミッキー、ラスト騎乗

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今日のレースを最後にJRA松永幹夫(ミッキー)騎手はムチを置く。

今日の午前中までは雨、風ともに強かった。昨夜は風音でなかなか眠れなかった。
午後、僕は阪神競馬場へ向かった。どんより曇っていたが雨は止んでいた。
メインレース阪急杯パドックに行き、携帯のカメラで写真を撮る。これがミッキーにとって最後の重賞レース騎乗。11番人気のブルーショットガンに騎乗。僕も馬券ではこの馬から応援の意味もあって狙った。
レースがスタートし、道中は先行策をとり手応えがいい。“もしかすると…”と思いながら観ていると、最後の直線で先頭に立ち、1着でゴール!先頭に立った時、鳥肌の立つような感じだった。
あっと言わせたこのレース。3連単21万馬券。僕はこの馬を軸にしていたが、相手がいなかった。
でも、それはさておき、最後の重賞レースで見せてくれた感動的なレースでした。これで通算1399勝とし1400勝に王手。ドラマはここで終わらない。
阪神最終レースはミッキーにとって騎手人生最後のレース。ダントツ1番人気の馬に騎乗。そして通算1400勝がかかったレース。ただならぬ雰囲気の中スタート。メインそして最終レースはGⅠレースとも思わせるような雰囲気。最後の直線を向くと、ミッキーの馬は先頭に立つ勢い。すると場内は大歓声が響き、先頭に立ち1着でゴールすると、加えて大拍手が鳴り響く。ラスト騎乗で区切りの勝ち星を挙げることができた。ホンマかっこええ!!
最終レースでは記念に単勝馬券(配当150円)を買っておいた。
メインに続き最終レースの表彰式でも僕はウイナーズサークル周辺にいたが、すごい人だかり。とりあえず写真を撮った。
最終レースが終わり、引退式へ。ファンや関係者に囲まれて、ターフビジョンで思い出を振り返ったり、花束贈呈、インタビューなど、最後には騎手仲間たちに胴上げをしてもらっていた。

こんな感動的なフィナーレを誰が想像したことでしょう。僕もウルウルきちゃいました。
重賞勝ちそして最後に区切りの勝利。
最後までたくさんのファンが残っていました。

38歳のミッキーは今後、調教師として次の競馬人生を歩む。
騎手として、夢と感動ありがとう!お疲れさまでした。