アスベスト問題

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050721it05.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050721i202.htm

 兵庫県尼崎市の大手機械メーカー、ヤンマー尼崎工場の元従業員5人が中皮腫(ちゅうひしゅ)で死亡していたことが21日、わかった。同市の三菱電機伊丹製作所でも、元従業員2人が今月18、19日に相次いで中皮腫で亡くなっていた。
 ヤンマーによると、同工場では船舶や産業用エンジンの組み立ての際、アスベスト(石綿)製品を使っていた。これまでアスベスト関連の労災認定はなかったが、今月上旬以降、元従業員の遺族らから「中皮腫で亡くなった」との相談が同社などに寄せられ、調査した結果、元従業員5人が1999年から今年にかけて中皮腫で死亡していた。うち2人は清掃作業などをしていた女性。ほかに1人が中皮腫で治療中。

ヤンマーの尼崎工場はJRを挟んでクボタの旧神崎工場の向かいにある。この周辺は今も昔も工場が多く、現在は民家やマンションも周辺に立っている。因果関係はわからないけど、周辺のご年輩の住民にとっては他人事ではない気持ちであろう。
また三菱電機は僕の家の近く。JR猪名寺駅塚口駅の間にある大きな敷地となっている。三菱ではいつ頃まで石綿を使っていたのかは定かではないが、周辺にとっては深刻な問題だ。
連日、日本各地からアスペスト関連による病気で死亡した従業員や周辺住民らが報道されている。国のアスベスト対策は非常に遅れている。今後公害病同様に責任が問われるだろう。