福知山線運転再開

nh902005-06-19

http://www.sankei.co.jp/news/050619/sha023.htm
http://www.sankei.co.jp/news/050619/sha043.htm

朝から上空にヘリが飛ぶ。
運休していたJR福知山線尼崎−宝塚間(17.8キロ)の営業運転が今日、事故から55日ぶりに再開された。午前5時木津行き普通電車が始発の宝塚駅を出発し、5時19分事故現場のカーブに差しかかると制限速度をかなり下回り30キロで走行、垣内社長は運転室の中央で、正面をじっと見据えて敬礼。車内では目をつぶり手を合わせる人や、窓ガラス越しに食い入るように見詰める人も。事故を起こした電車と同じ午前9時3分に宝塚駅を発車した快速。乗客も増え、座席はほぼ埋まった。事故発生時刻の同18分ごろにカーブを通過。合掌し犠牲者の冥福を祈る乗客の姿が車内のあちこちで見られた。
運転再開には遺族、けが人、マンション住人、利用客にとってはそれぞれの複雑な思いがある。補償問題などまだまだ問題は山積み。その最中での運転再開に賛否はあるが、運転再開がまず一つの光となったのは間違いない。ただやはり利用客のほとんどがそう思うのは、あのカーブを通過する時だろう。僕も何とも言えない気持ちになるであろう。
今日僕は電車には乗らなかったが、踏切を渡りました。一応2人の警備員が立っていました。あの警報機の音、遮断機。もとの生活に戻ったような気がした。今日も行き帰りともに一度に上下ともに通過する電車を待ち続けました。踏切に渡ろうとする車も列をつくる。長く待たされるのはイヤだが、これが普段の光景なんです。
不通区間となったいた駅周辺もようやく活気づきそうです。でも回復するには時間がかかると思うが。。。打撃を受けたコンビニや個人商店にとってはひとまずホッとしたのではないか。
さてJR西日本によると、55日間の運休の影響は乗客延べ約542万7000人、運休した電車は2万1201本に上った。