早すぎる…

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 大相撲の元人気大関貴ノ花で、若乃花、貴乃花の兄弟横綱の父で師匠の二子山(ふたごやま)親方(本名花田満=はなだ・みつる)が30日午後5時40分、口腔(こうくう)底がんのため入院先の東京都文京区の順天堂医院で死去した。55歳。青森県出身。
 二子山親方は「土俵の鬼」と言われた元横綱初代若乃花の実弟。1965年夏場所で初土俵を踏み、18歳の若さで新入幕。71年夏場所では横綱大鵬を破り、この一番を最後に大鵬が引退した。「角界のプリンス」と呼ばれ、72年秋場所後にライバル輪島とともに大関に昇進した。75年春場所では優勝決定戦で北の湖を破って初優勝した。
 横綱昇進はならなかったが、軽量ながら大型力士に真っ向からぶつかる正攻法の相撲に悲壮感が漂い、女性ファンも多かった。優勝2回、史上最長の大関在位50場所を記録して81年初場所中に引退。藤島部屋を興し、93年2月に兄の築いた二子山部屋と合併した。厳しい指導で若乃花、貴乃花をはじめ大関貴ノ浪、関脇安芸乃島、貴闘力ら多数の関取を育てた。
 96年から日本相撲協会の理事を務め、巡業部長、審判部長を歴任。昨年2月に部屋経営を貴乃花親方に任せ、協会ナンバー2の事業部長に就いた。一昨年の秋から体調を崩していた。1月30日の貴ノ浪の引退相撲には病をおして出席したが、その後容体が悪化。2月23日に貴乃花親方が「がん」を公表していた。

克服することを願ってましたが早すぎますね。まだまだこれからという時に。。
親方の現役時代って僕はあまり記憶にはありませんが、横綱には成れなくてもあの軽量で大関の座を全うして守っていたのはスゴイですね。そして指導者として2人の息子ともに横綱にまで導き、貴ノ浪安芸乃島貴闘力ら多数の関取を育てあげました。
55歳。今後も相撲界の発展において力が欲しかっただけに…。
ご冥福をお祈りします。