スト回避

プロ野球選手会とNPBの交渉が昨日に引き続き行われ、7項目で合意。週末のストは中止となった。新規参入を希望する球団に対して速やかに審査して、セ6パ6で運営することになる。合併の近鉄・磯部、オリックス三輪両選手会長は涙ながらに記者団にコメントしていた。あす大阪近鉄バファローズとして最後の本拠地最終戦となる。

◆NPBと選手会の7項目合意(骨子)◆

 <1>NPBは2005年シーズンにセ、パ12球団に戻すことを視野に、(新規参入球団の)参加資格の審査を進める。

 <2>審査は審査小委員会が担当、1か月をめどに答申する。

 <3>加盟料・参加料を撤廃、預かり保証金制度を導入。

 <4>小委員会の審査過程を透明化。

 <5>来季参入が可となった場合、NPBはその参入が円滑になされるように協力。

 <6>分配ドラフトへの新規参入球団の参加を認め、戦力均衡を図るために協力する。

 <7>NPBは、選手会との間で、プロ野球構造改革協議会(仮称)を設ける。